[2475] Rose Petillant Pinkworld 2019 Vincent Bergeron / ロゼ・ペティアン・ピンクワールド 2019 ヴァンサン・ベルジュロン

3,300円(税込3,630円)

ロゼ・ペティアン・ピンクワールド 2019

  国:France (フランス)
 地域:Loire (ロワール)
 品種:Pinot Noir (ピノ・ノワール)
タイプ:Rose (ロゼ) 、 Petillant (ペティアン)
 土壌:砂、泥灰土、粘土
 栽培:ビオロジック
 認証:エコセール
 SO2:50mg/l
 度数:13.5%

インポータコメント
モンルイ、フランツ・ソーモンの畑と醸造所を借りたヴァンサンの妹のラストネームRosemonde(ピンクワールド)をキュヴェ名に冠しました。
樹齢46年のピノノワールを発酵しティラージュ、9 ヶ月瓶内熟成しました。

輝くピンクゴールド、ストロベリーのコンフィチュールの香り、ほのかな泡にエキスが溶け込み甘酸っぱい味わいに苦味が加わり、心地の良いアフターへと流れていきます。


■生産者
Vincent Bergeron (ヴァンサン・ベルジュロン)
本拠地:フランス・ロワール

ロワール地方、モンルイにまた新しい生産者が誕生しました。
Vincent Bergeron(ヴァンサン・ベルジュロン)、1978年10月8日生まれ、モンルイから車で1時間ちょっとの大きな都市Bourgesで生まれました。
お爺様は実はロワール地方でブドウ栽培を行っておりましたが、お父様は全く違うお仕事(フランスにおける黒人人権問題に関わるお仕事) を選び畑はなくなりました。
お母様は精神科の看護婦さんです。
ヴァンサンは大学では文学部に在籍、文学歴史やアート文字などを専攻し勉強。
それを生かそうと思い、郵便局で配達人や古物商や文字の職人など色んな仕事を行いました。
そしてなかなかこれと言う納得のゆく仕事に出会えなかった時フランツ・ソーモンの収穫を手伝います。
それが2012年の事、そして彼の人生が大きく変わったのです。
ナチュラルなワインを飲み、とてもショックを受け、全く違う畑のワイン醸造を始めようと決意しま した。
醸造家としては遅いスタートですが、まずは2013年にフランツの見習いとして1年修行。
その後2014 ~ 2016年の3年は同じモンルイの規模の大きな生産者Jean-Daniel Koeckleの従業員となりました(Domaine Vallee Moray)。
その間に近くのフランツと奥様のマリーと交流を持ち、いつかヴァンサンが独立するための色んな将来の事を話し合いました。
若い生産者が醸造家と して独り立ちするのは畑や醸造設備等々本当に大変です。
しかし彼は夢を諦めませんでした。
フランツとマリーはお互い別々のワイナリーを経営しておりました。
そして一緒に生活するようになり、別々の場所で醸造しる状況が不便になりました。
もっと大きい場所で一緒の醸造所に引っ越しを考えました。
そこにヴァンサンが登場したのです。
2012 ~ 2013年と一緒に働き、お互い信用しあい、今までフランツが使っていた醸造所をヴァンサンに貸す事になりました。
そこはずっと長い間フランツが使っていたので、住む所も醸造設備もそろっておりとても便利です。
そして畑もフランツの畑を一部借りました。
それには彼の大切なピノノワールも含まれております。
毎年少ない生産量の私の大好きなPinot Noirの畑なので、何とヴァンサンはラッキーな事でしょう。
ロワールで良質の無農薬のピノノワールの畑はなかなか簡単には見つかりません。
現在ヴァンサンの畑は1.9haですが、2019年には0.6ha植樹し、少しずつ無理のない範囲で大きくしていく計画です。
こうやって若い新しい醸造家が美味しいワインを造る環境が整っていきます。
奥様ChristineとAubryという男の子の3人家族、彼の言葉で印象的なのは「聖なるワインを造れる喜び、そして自分が本当に美味しいと思える命 の水に対して常に正直でいられる事に感謝してます」ゆっくりと考え考え、質問に答えてくれました。
とても真面目で実直なお人柄が、この偽りの ない言葉に出ております。
そして自然を尊敬し、その中で子供を育てながら仕事が出来る事に本当に感謝の念を抱いております。
1つ1つの言葉に偽りがなく誠実なのです。
醸造家の仕事は決して派手でなく地味な大変な仕事です。
彼が40歳という男性として乗っている時期に最終的にこの世界を選んだのは、本当に神様に呼ばれたようです。
好きな品種は?と聞くと目をキラキラさせながら「Chenin、Pinot Noir、Menu Pineau、Romorantin」と、ゆっくり噛みしめるように答えてくれた姿が印象的です。
その彼が初めて造ったこのワインを扱う事が出来、本当に嬉しいです。

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