ル・スカラベ・キ・ブル 2014
国:France(フランス)
地域:Alsace (アルザス)
品種:Gewurztraminer (ゲヴュルツトラミネール) 60%
Riesling (リースリング) 30%
Muscat a Petits Grains (ミュスカ・プティ・グラン)
Muscat Rose (ミュスカ・ロゼ) 10%
タイプ:White (白)、微発泡
土壌:花崗岩、炭酸塩砂岩
栽培:ビオディナミ、ビオロジック
認証:エコセール、デメター
SO2:無添加
度数:14%
インポータコメント
14年は小収量で寒い年でした。
お爺様の時代からの伝統的な混醸スタイルでGCケフェルコフのゲヴュルツトラミネールを主体に4品種を収穫しプレス後フードルで24ヶ月管理しましたが発酵しなかったため、 残糖のある14年の泡を添加し瓶詰め36 ヶ月シュールラットで熟成しました。
クリーミーな泡、黄金色、ドライフルーツやアプリコットのアロマ、 果実味のボリュームと複雑な味わい、熟成された逸品です。
■生産者
Christian Binner (クリスチャン・ビネール)
本拠地:フランス・アルザス
作り手:クリスチャン・ビネール
アルザス地方のコルマールよりすぐ北のAmmerschwihrという村に位置するDomaine Binnerは1770年からワイン造りを行っている、非常に名門の家族です。
醸造に関しては農業本来の姿をモットーとして、無農薬を徹底し、SO2もほとんど使用していません。
今でこそ無農薬のスタイルが見直されておりますが、お父様の時代には化学肥料がもてはやされた頃でした。
その時代にもかたくなに一貫して無農薬の農業を続けました。
まわりの人に変わっていると散々言われましたが、このスタイルを一貫して守り続けた造り主です。
収穫も手で行っている為、家族だけで手入れが出来る11haの畑を大切に守っています。
アルザスでは決して大きな造り主ではありませんが、先祖代々から大切に受け継がれた財産は、カーブの中1つとってもうかがえます。
まず古いヴィンテージのワインが数多くストックとして残っており、アイテムが多い為に各ストック場所がCaveの地図で管理されています。
歩いていると偶然1955年のリースリングを発見、珍しいヴィンテージなので、譲ってくれないかと申し出たら瓶を見せてくれて、「目減りがすごいので譲りたいが残念ながら出来ない」と、品質に関する徹底した姿勢が伺えました(実際は大丈夫な程度なものですが...)。
Binner家のワインの味わいはウルトラ自然、一度飲んだら誰でも忘れることが出来ない程、印象的な香りと厚みとエレガンスを備えたスーパーワイン。
アルザスリースリングと言えば、ビネールと言われる程、最近では認知度もあがってきています。