コッリオ 2020
国:Italy (イタリア)
地域:Friuli (フリウリ)
品種:Sauvignon (ソーヴィニョン)
Friulano (フリウラーノ)
Riesling (リースリング)
タイプ:White (白)
度数:14%
インポータコメント
木樽で醗酵、木樽で10ヵ月間熟成。
複数の品種、複数の区画、複数の樽のブレンドである、エントリーレベルのワイン。
比較的若木、平地のブドウが使われているが、ボルゴ・デル・ティリオのワインらしい、奥行きのある味わいの片鱗もあり、醸造技術の高さがうかがえる。
■生産者
Borgo del Tiglio (ボルゴ・デル・ティリオ)
本拠地:イタリア・フリウリ
フリウリ=ヴェネツィア・ジューリア州の南西部、スロベニアとの国境線沿いに半月状に広がる丘陵地帯、コッリオ地区に1981年創業。
現・当主のニコラ・マンフェッラーリは元・薬剤師だったが、父の他界後に家業の農園経営を引き継いだ。
栽培醸造責任者となったニコラは、畑の密植度を高めて収量を抑え、テロワールの個性を際立たせるため畑を小区画に分け、区画毎の綿密なデータに基づく細心かつ大胆なワイン造りを開始。
本国でも「天才か異端か? 傑出したトカイ・フリウラーノで名を成す」と評価されている。
その作は、イタリアという枠すら越える偉大な風格がありながら、イタリア以外では考えられない無類の風味と洗練されたスタイルを備える。
時に日本到着直後やや硬くてアルコリック気味になることがあるが、しばらくの期間落ち着かせると、本来の風味が開花する。
フラッグシップのフリウラーノは、植樹1960年。
発酵も全て木樽で行う。