エボラ・サンドローム 2020
国:France (フランス)
地域:Languedoc (ラングドック)
品種:Grenache (グルナッシュ) 50%
Syrah (シラー) 50%
タイプ: Red (赤)、Petillant Naturel (ペティアン・ナチュレル)
SO2:無添加
度数:11%
インポータコメント
サンシニアンのヴィユッサン村。
シスト土壌に植わるグルナッシュ50%(樹齢50年)、シラー50%(樹齢22年)のブレンド。
プレスしたジュースに全房と手除梗した葡萄をアンサンブラージュし35日間のマセラシオン、瓶詰めしラットで1年間の熟成。
非常にスパイシーで黒い果実、ガリグ(南仏のハーブ)、カンファー(楠の精油)の香り。
口中はフレッシュでドライ、ミネラル、僅かにタンニンを感じます。
余韻も長くブラックベリー、ブラックカラントのフィニッシュ。
なぜワイン名をエボラ出血熱にしたのかは不明。
■生産者
LA SORGA (ラ・ソルガ)
本拠地:フランス・ラングドック
作り手:アントニー・トルテュル
世界ベスト・レストランランキングで偉業の3 連覇を成し遂げたコペンハーゲンの「noma」が唯一オンリストするラングドックの白ワインは3アイテム、その全てがのLa Sorga (ソルガ)です。
パリでもヴェル・ヴォーレや、アガペ、バラタン、シャポー・ムロン、カーヴ・デュ・ロワ、クシュリアンヌからも熱い支持を得ています。
アントニー・トルテュルは元々科学を専攻し、ワインとは無縁の生活を送っていました。
2001年の科学肥料会社の爆破事件を機に科学の限界を感じ、自然を尊重する考えへ転向。
南仏のいくつかのドメーヌで修行をし、醸造に関するプロフェッショナルな知識を得て、25歳の時にネゴシアンとして自身のワイナリーをスタートさせました。
自ら足を運び、厳選した15件の有機栽培農家から葡萄を(シャトー・ヌフ・デュ・パープやサンシニアン、ピック・サン・ルー、フォジェール、アルディッシュなどから)広く買い付けています。
植えられている木は樹齢40年〜110年の非常に古い樹齢ばかり。
造られるキュヴェは29アイテム。
各畑の収量も少なく、ほとんどが少量生産。
彼の醸造哲学はオーセンティックなワイン、自然なワイン造りです。
無農薬、有機栽培の葡萄のみ、亜硫酸不添加もしくはほぼ不添加で醸造し、科学物質は皆無です。