チャオチャオ 2022
国:Japan (日本)
地域:Miyagi (宮城)
品種:Steuben (スチューベン)
タイプ:Red (赤)、微発泡
度数:11.5%
造り手コメント
Piacere! の兄弟分的位置付けの Ciao! Ciao!。
大きなタンクに、除こうした完熟スチューベンを満杯に入れて、自重で出てきた果汁(フリーラン)のみを Piacere!として使用し、Ciao! Ciao!は、残った果皮と種子の割合が、果汁に対して 200%使用しているので、タンニンもほどほどに出ております。
このワインのアプローチとして、発酵終了後すぐにおり引きして瓶詰めするため、オリが下がり切らずに、少し濁りの強いワインになります。
瓶の中で、乳酸発酵が起きることで、ドライで少しタニック、少しシュワ。
こんなイメージのワインをイメージして仕込んでおります。
醸し期間が長い分、来年までゆっくり待ってあげると、さらに旨味が強く味わいも落ち着き、よ り美味しくお召し上がりいただけることと思います。
■生産者
Fattoria AL FIORE (ファットリア アルフィオーレ)
本拠地:日本・宮城
私たちは、宮城県川崎町で2015年からワインをつくっている農場=Fattoriaです。
蔵王連邦の麓にあるこの町はとても穏やかで、静かで、心地よい土地です。
畑と田んぼ、山と湖、小さな商店街とあたたかい人々。
訪ねてくださった方々が、この町の良さを感じてくださる時は本当にうれしいです。
「AL FIORE」は、代表の目黒浩敬が2002年仙台市内に開いたイタリアンレストランの名前です。
日本語で「一輪の花」を意味するAL FIOREということばには、
みなさんを魅了する一輪の花が、やがてタネをこぼし、
いつかお花畑のように、もっともっと多くの人々の幸せへと広がるように
という願いが込められています。
私たちのワイナリー「Fattoria AL FIORE」の活動は、レストランから始まった
AL FIOREの次のステージである「お花畑」の基盤をつくる第1歩です。
ワイン造りを通してご縁をいただいた素晴らしい仲間たちの活動を応援(支援)できる存在でありたいと思っています。
2014年、最初の畑を開墾した川崎町安達の周囲は耕作放棄と過疎化が進んでいました。
ここを人が集まる場所にできないだろうか? と考え、農園を開いてぶどうの樹を植え始めました。
志を持ったたくさんの人が集い、
誰もが対等な立場で、自然の恵みをいただきながらものを創造し、
その喜びをさらに多くの人と分かちあう状況をつくる。
この想いが私たちの活動の原点です。