ナゾミ 2022
ご購入条件
お一人一本のご購入をお願いいたします。
モメント・モリ・ワインズも素晴らしいですが、他の生産者も知っていただきたいので、
モメント・モリ・ワインズのワイン1本に対して、[条件有] 以外の生産者のワイン1本のご購入をお願いいたします。
条件に合わない場合は、ご注文をキャンセルさせていただきます。
Take one each.
Please buy others wine together.
国:Australia (オーストラリア)
地域:Victoria (ヴィクトリア)
品種:Schioppettino (スキオッペッティーノ)
Syrah (シラー)
Vermentino (ヴェルメンティーノ)
タイプ:Red (赤)
栽培:オーガニック
SO2:15ppm
度数:12.5%
作り手より
2022 年のもうひとつの新キュヴェです。
スキオペッティーノとシラーのロゼにほんの少しヴェルメンティーノをブレンドし、非常に飲みやすいロゼ風のワインに仕上げました。
このワインのブドウもまた、チャルマース家がマウント・キャメルの畑の斜面下部で栽培したものです。
これらの品種は、斜面上部の岩がちな土壌とは対照的な深い赤色粘土ローム層にしっかりと根を下ろしています。
このキュヴェではそれぞれの品種をステンレスタンクとセラミックのエッグタンクで別々に発酵させましたが、私が⻑年培ってきた『セミ・リキッド・マセレーション』のテクニックを用いました。
秋から冬にかけてそれぞれの発酵容器でワインを休ませた後、春の終わりにブレンドしました。
ボトリングは重力で行い、その際に 15ppm の SO2 を添加しました。
このワインは、2022 年の素晴らしいワインたちの中でも私のお気に入りの 1 つです。
とても洗練されていてクリーンですが、複雑さと個性も備えています。
ワインの話では「エネルギー」という言葉がよく使われますが、私にとっての「エネルギー」とは、いじりすぎていないワインから生まれるものです。
このワインは(他のワインと同様に)ボトリング前のブレンドの際に澱引きを一度行っただけなので、そのエネルギーの多くを保持しています。
出来上がったワインはとても落ち着いていて、骨格があり、エネルギッシュです。
軽快で、高い集中力とフレッシュさがありながら、複雑な果実と非常に生き生きとした酸が感じられます。
■生産者
MOMENTO MORI WINES (モメント・モリ・ワインズ)
本拠地:オーストラリア・ヴィクトリア
作り手:デイン・ジョーンズ
Daneはもともとニュージーランドの南島のウエストコースト出身です。
大自然の中で育った彼にとって自然に造られないワインは違和感でしかなかったそう。
大柄でたくましい髭、キャップにド派手なシャツ、という出で立ちはまさにギャングスターといった感じではあるものの、非常にまじめな性格や澄んだ瞳はワイン共々Momento Mori Winesの魅力の一つとなっています。
2004にオーストラリアに移住し、コーヒー業界でバリスタとしてWild Open RoadやProudMaryなMelbourneのなかでもトップクラスと言われるカフェで活躍していましたが、2009年もともとワインに興味を持っていた彼はVictoria州のHarcourtValleyにあるワイナリーで働き始めます。
その後フランスで研修し、その間、彼はJean Francois GanevatとPierreOvernoyを訪れ、彼らのワイン造りの哲学や情熱をシェアし共感することができました。
その経験は今の彼のワインメイキングの核となっています。
また彼は今は亡きRadikonのワインと出会い、イタリアのぶどうが持つ華やかな香りや、スキンコンタクトが生む複雑味などに魅了され、全てのキュヴェはイタリアのぶどう品種から成っています。
ワイナリーのすべては手作業で行われ、必然的に生産量はかなり少ないものの、SO2無しで尚且つ清潔で純粋なワインを作る唯一の方法は、発酵からボトリングまでのすべての面において優しく、丁寧に自分ですべてを行うということだと彼は言います。
2016年もっともオーストラリアのナチュラルワイン界を感動・震撼させたワイン・ワイナリーです。
--- 2017 ヴィンテージについて --- DANE JOHNS より ---
栽培期は、間違いなく私がMomento Mori Winesを始めて以来経験した最も優しい “The Kindest“シーズンでした。
長い間涼しく、また必要なタイミングで雨が降りました。
その結果、酸度が高く、高い糖度になることなく味が熟した果実が得られました。
クリーンでピュア、ストラクチャーもあって、そして私達にとって最も重要な低アルコールになる葡萄を育んだ完璧なシーズンでした。
ワインを造ることは、とても長いプロセスであり、毎年学んだことを適応できる翌年の収穫まで保持しなければならないという意味で多くの忍耐を教えるものです。
それができれば、様々な事を洗練させるのに役立ち、自分が思い描く理想のワインに一歩近づくワインを造ることができるのです。
今年はその理想のワインに最も近いものを造ることができました。