エルミチュール 2023
国:France (フランス)
地域:Savoie (サヴォア)
品種:Gamay (ガメイ)
タイプ:Red (赤)
度数:14.5%
インポータコメント
砂まじりの粘土石灰質土壌で樹齢約42年の葡萄。
全房で2週間マセラシオン。
ジャーで18ヶ月間の発酵と熟成。
ルビー色。
ドライ苺やコンフィチュールを想わせる甘やかな赤い果実に、赤紫蘇やドライフラワー、ドライハーブ、腐葉土、ナツメグやクローブといったスパイスが調和し、さらに仄かなビターカカオやレーズンのニュアンスが重なり、奥行きのある香りが立ち上ります。
角の取れた柔らかい口当たりのミディアムタッチで、穏やかに広がりながら、赤いベリーソースやコンフィチュールのような可憐で緻密な甘酸っぱい風味が口中を満たします。
徐々にドライハーブやスパイス、レーズンなどのニュアンスが折り重なり、味わいにコクと複雑性をもたらします。
アフターには仄かにビターカカオの風味が現れ、愛らしい果実味の中に骨格や引き締まった印象を与えながら、長い余韻へと誘います。
■生産者
La Vigne du Perron (ラ・ヴィーニュ・デュ・ペロン)
本拠地:フランス・サヴォア
パリでピアニストとして活躍しながら、1990年代からヴァン・ナチュールにとりつかれていたフランソワ・グリナンが、故郷の父の畑を受け継ぎ1998年にスタートしたドメーヌ。
アルプスの山麓、ヴィルボワ村の石灰質の急斜面にある2.5haの畑は耕作に大変な労力がかかるが長年、農薬、除草剤、化学肥料とは無縁。
ガメイは1934年、および1977年に植樹した古木の区画も所有。
2010年には、村内に築300年を越える石造りの小屋にセラーを移転。
その場所で、フィリップ・ジャンボンから譲り受けた大きなフードルの発酵槽を用いて醸造するワインは、以前のセラーのものよりさらに純度と奥深さを感じさせ、古い造石建築による“セラーが呼吸することの重要性”さえ感じさせる。
卓越した透明感ある果実味が圧巻のピノ・ノワールのほか、スパイシーなモンドゥーズ、アルテス(=ルーセット・ド・サヴォワ)、ジャケールなど、サヴォワ地方の固有品種100%のワインも生産。
その個性を見事に映し出す。