レ・エタップ 2023
国:France (フランス)
地域:Savoie (サヴォア)
品種:Pinot Noir (ピノ・ノワール)
タイプ:Red (赤)
度数:12.5%
インポータコメント
砂まじりの粘土石灰質土壌。
樹齢約42年。
全房で2週間マセラシオン。
ジャーで18ヶ月間の発酵と熟成。
仄かにオレンジがかった中程度の赤色。
ドライ苺やフランボワーズなどの充実感のある赤い果実を主体に、小梅や梅かつお、土、ドライハーブ、ドライフラワーといった香りが溶け合い、複雑性を帯びた、ややトーンを抑えた奥ゆかしい印象が漂います。
口当たりは繊細なミディアムタッチで、ピュアな果汁を想わせる瑞々しさを湛えながら、滑らかに口中へと広がります。
張りのある酸が全体の輪郭を描き、旨みを伴う豊かな果実味が穏やかに膨らみ、次第にドライハーブやドライフラワー、腐葉土、クローブを想わせる甘苦いスパイスのニュアンスが幾重にも重なります。
アフターにかけて、さらに深みとコクが増し、奥行きのある余韻が長く続きます。
■生産者
La Vigne du Perron (ラ・ヴィーニュ・デュ・ペロン)
本拠地:フランス・サヴォア
パリでピアニストとして活躍しながら、1990年代からヴァン・ナチュールにとりつかれていたフランソワ・グリナンが、故郷の父の畑を受け継ぎ1998年にスタートしたドメーヌ。
アルプスの山麓、ヴィルボワ村の石灰質の急斜面にある2.5haの畑は耕作に大変な労力がかかるが長年、農薬、除草剤、化学肥料とは無縁。
ガメイは1934年、および1977年に植樹した古木の区画も所有。
2010年には、村内に築300年を越える石造りの小屋にセラーを移転。
その場所で、フィリップ・ジャンボンから譲り受けた大きなフードルの発酵槽を用いて醸造するワインは、以前のセラーのものよりさらに純度と奥深さを感じさせ、古い造石建築による“セラーが呼吸することの重要性”さえ感じさせる。
卓越した透明感ある果実味が圧巻のピノ・ノワールのほか、スパイシーなモンドゥーズ、アルテス(=ルーセット・ド・サヴォワ)、ジャケールなど、サヴォワ地方の固有品種100%のワインも生産。
その個性を見事に映し出す。