[3150] Trois Bonhommes 2018 Vincent Tricot / トワ・ボンノム 2018 ヴァンサン・トリコ

4,200円(税込4,620円)

トワ・ボンノム 2018

  国:France (フランス)
 地域:Auvergne (オーヴェルニュ)
 品種:Pinot Noir (ピノ・ノワール)
タイプ:Red (赤)
 土壌:花崗岩、砂質
 栽培:ビオロジック
 認証:ユーロリーフ
 SO2:無添加
 度数:13%

インポータコメント
ピノ・ノワールをセメントタンクで21日間発酵し、ブルゴーニュ樽で 13 ヶ月間熟成しSO2無添加で瓶詰めしました。

明るく透明感のある ガーネットの外観から、ラベンダーやクランベリー、バニラが香ります。
冷涼感のあるアタック、上品にやさしく口中に拡がるベリーのエキスと、ふくよかな旨味を包括した酸味が食欲をそそる味わいで、 ドライではありますが長めの余韻を楽しめます。


■生産者
Vincent Tricot (ヴァンサン・トリコ)
本拠地:フランス・オーヴェルニュ地方
作り手:ヴァンサン・トリコ

omaine Peyra、Pierre Beauger氏らの出現によって見直されてきたAuvergne地方。
シラクの生まれ故郷、フランスの丁度真ん中に位置するクレモンフェラーの南に広がり、昔はブドウ畑が沢山広がっておりましたが、ワイン造りをやめる醸造家が多い地方でした。
何故ならフランスではまだまだワインに対する考え方が保守的で、御存知この地のワインはどんなに頑張ってもINAOの法規上、VDQS以上にはなれません。
けれどもこの地の可能性を求めてやってきた、新しい造り主はそんなの関係ないさ!と言ってのけ、Table Wineに落としてまで、自分のワイン造りを始め、今密かなブームと注目を浴び始めております。

ヴァンサン・トリコは1972年生まれの若き醸造家です。
南仏でワインを11年造っておりましたが、いよいよ独立の時期が到来、しかし選んだ地は奥様の実家の近くオーヴェルニュ地方でした。
この地で長い間(1971年〜)無農薬で畑を守っていた、Claude Prugnard氏の所でお手伝いをし、彼もそろそろ年齢的理由で引退を決心。
彼の子供がワイン造りに興味はなく、残念ながら畑を手放なさなければならなくなりました。
しかし最後に彼のワイン造りを手伝ったヴァンサンの情熱に惚れ、彼に畑とシェ(醸造所)を譲り。2000〜2002年は金銭的理由で借りておりましたが、2003年に購入、名実ともにオーナーとなり自分のワインを造り始めました。
畑は全部で4.6ha、内訳は3.3haのGamay、0.7haのChardonnay、そして何と0.6haのPinot Noirなのであります。
昔この地では沢山のPinot Noirが植わっておりましたが、近くのBourgogneの関係で泣く泣くブドウの木を抜かなくてはならないほど、経済的ダメージを受けたこの地で、頑なに守られてきたPinot Noir。
私だって喉から手が出るほど欲しい畑です。彼も同じ意見で、これからもっとPinot Noirを植えていきたい!と夢を語っておりました。

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