ヴァイサー・キュンストラー リースリング 2019
国:Germany (ドイツ)
地域:Mosel (モーゼル)
品種:Riesling (リースリング)
タイプ:White (白)
度数:10.5%
インポータコメント
『Weiser Künstler Riesling 』は、 ヴァイサー・キュンストラー醸造所の 最もベーシックなワイン。
私達のリー スリングに対する哲学と理解が表れている。
ラベルにtrockenやfeinherb, halbtrockenの表記はない。
フルー ティな辛口がこのワインのスタイルで あり、分析値はtrockenになったり halbtrockenになったりするので、あえて表記しないことにしている。
■生産者
Weiser Kunstler (ヴァイサー・キュンストラー)
本拠地:ドイツ・モーゼル
2005年に当時20代後半だったコンスタンティン・ヴァイサーが、自根で古木のリースリングの畑1.8haを賃貸して設立した醸造所。
フランケン地方出身でもともと銀行員になる予定だったが、ワイン好きが昂じて醸造家に転身、モーゼルで才能を開花させた。
醸造所名のキュンストラーは奥さんのアレクサンドラさんの名字。
19世紀にモーゼルのワインビジネスの中心地として栄えたトラーベン・トラーバッハの町の近くの、エンキルヒ村とヴォルフ村に合計3.6haを所有。
品種はリースリング100%で、いずれもトラクターの入れない急斜面。
伝統的な棒仕立てで栽培された、樹齢約50〜100年の自根のブドウ樹が多い。
栽培・収穫には非常な手間がかかるが「困難なほど楽しい」とコンスタンティンは言う。
2007年に1859年に落成した、廃業してから長い間放置されていた醸造所の建物を購入。
広々としたセラーで、エステートワインはステンレスタンク、畑名入りのワインは伝統的な容量約1000ℓフーダー樽で醸造。
野生酵母のみ使用。
ヘクタールあたりの収穫量は生産年にもよるが30〜40hℓと少ない。
そのワインはキリリとして繊細で、ブドウ畑の個性がよく表現されている。