ロッソ・ディ・ヴァルテッリーナ 2016
国:Italy (イタリア)
地域:Lombardia (ロンバルディア)
品種:Nebbiolo (ネッビオーロ)
タイプ:Red (赤)
度数:12.5%
インポータコメント
サッセッラ、グルメッロの標高の低い区画のブドウをブレンド。
100日間のマセレーション、9か月間樽ないしセメントタンクで熟成。
■生産者
Ar.Pe.Pe (アールペーペ)
本拠地:イタリア・ロンバルディア
1860年以前からブドウ栽培とワイン生産してきたペリッツァーティ家はかつて、50haのブドウ畑を所有していたが、1970年代に相続等の問題でワイナリーを売却してしまう。
現当主の父であるアルトゥーロは、売却後も変わらずペリッツァーティの名前でリリースされる、質より量や効率を重視したワインを目の当たりにし、失われゆくヴァルテッリーナのワインの伝統を憂い、そしてそのかつての名声の復権を願い、1984年にAR.PE.PE.(自身の名前であるArturoに、父方と母方の名字、Pelizzati、Peregoの略)を創立。
現在はアルトゥーロの子であるイザベッラとエマヌエーレによって、11haの畑から4-5万本を生産。畑はサッセッラ地区とグルメッロ地区の南向きの急斜面にあり、山の形に沿った小さな段々畑となっていて、ネッビオーロ(キアヴェンナスカ)のみを栽培。かつてのヴァルテッリーナがそうであったように、温度管理をせずに20-25日間にも及ぶ長いアルコール醗酵を行い、オーク、栗やアカシア製の大樽での長期熟成。
そして瓶内でも数年寝かせた後にリリースされる彼らのワインは“ヴァルテッリーナの良心”と言っても過言ではない。
ワイナリーはグルメッロにある彼らの畑、ロッカ デ ピーロの麓の岩盤を掘って作った。