ローズ 2020 (ボタニカル・スパークリング・ワイン)
国:Austria (オーストリア)
地域:Kremstal (クレムスタール)
品種:発酵中のワインにハーブティー、ハチミツとブレンド(ワイン:ハーブティー=4:6)
タイプ:Pink (ロゼ)、botanical sparkling wine (ボタニカル・スパークリングワイン)
栽培:ビオディナミ
認証:ユーロリーフ、デメター
度数:7%
インポータコメント
アルコール発酵中のワインを、ハーブティー、ハチミツとブレンド(ワイン:ハーブティー=4:6)して、瓶内で発酵を終える。
瓶内気圧は約約2.5barとなるようにする。
デゴルジュマンあり。
ロゼの色味をつけるために、赤品種であるツヴァイゲルトを使用。
繊細なバラは、ブドウ畑の病気の発生を確認するために畑の周りに植えられることもある。
バラの香りとハチミツの甘みのヒントが味わいにある。
■生産者
Hochdeutsch (ホッホドイチュ)
本拠地:オーストリア・クレムスタール
ドイツ出身のジュリーは、ホレンブルクで代々ワインを造るホッホ家に嫁いできた。
夫のクリストフ・ホッホも2013 年から、家業を引き継ぎ、ナチュラルワインを造っている。
ボタニカル・スパークリングとは、簡単に言えば、ハーブティーをブドウ果汁で瓶内発酵させたもの。
濃く抽出したハーブティーを、彼女達のブドウ果汁と、大体Alc.5%になるようにブレンドし、瓶内で発酵を終える。
もともとハーブティーやエッセンシャルオイルに興味を持っていたジュリーは、ワイナリーで働く傍ら、自然とブドウ畑や周囲に育つ草花を、ブドウ栽培のためのトリートメントとして、また、日常でも利用してきた。
例えば、ローズマリーの香りは集中力を高めるため、彼女の車にはローズマリーのサシェ(匂い袋)がつるされている、といった具合だ。
ドナウ川流域は汚染のされていない井戸水が、多くあることでも有名だそうで、ホレンブルクの村人も、何をするのもこの井戸水を使っている。
彼女がお気に入りのハーブティーでスパークリングを造るというアイデアが湧きあがることは、自然なことだった。
試行錯誤を重ね2017 年にネトル(イラクサ)での試作品をボトル詰めした。