[3240] Anco 2021 Fattoria AL FIORE / アンコ 2021 ファットリア アルフィオーレ

3,600円(税込3,960円)

アンコ 2021

  国:Japan (日本)
 地域:Miyagi (宮城)
 品種:Delaware
タイプ:Orange (オレンジ)
 度数:11%

造り手コメント
初めてネコシリーズを仕込んだ 2016 ヴィンテージから、今回の 2021 ヴィンテージ まで、ずっと山形県南陽市の風間 利伸さんのデラウェアを使用しておりました。
しかしながら、80 歳を超える風間さんにとって、南陽市の急斜面に植えているデラウェアの管理を、今後続けていくことが危険極まるとの御英断で、いよいよこのヴィン テージにて、風間さんのデラウェアで仕込むアンコが最後となります。
風間さんは、外見や振る舞いから、全く年齢を感じさせないパワーと向上心を常にお持ちで、年々ぶどうも、ワインも、進化し続けてきました。
ラストヴィンテージになる 2021 年は、それ故に、最大限の敬意を払って、より強い気持ちで仕込みました。
アンフォラと古樽仕込みで、極力手をかけずに仕込んでおります。
それゆえか、味わいの深さは感じるものの、どこまでも穏やかで、澄み渡っている印象です。
味わいや香りの形容は、これから更に育っていくワインなので控えます。
アンコを毎年楽しみにしてくださる皆様、心配なさらないでください。
2022 ヴィンテージからは、新たにご縁を頂いた農家さんのデラウェアで継続していきますので、どうぞお楽しみに。
最後に、2021 ヴィンテージ、風間利伸さんの集大成である、このデラウェアは、できれば数本ご用意いただいて、経年変化を楽しんでみてはいかがでしょうか?


■生産者
Fattoria AL FIORE (ファットリア アルフィオーレ)
本拠地:日本・宮城

私たちは、宮城県川崎町で2015年からワインをつくっている農場=Fattoriaです。
蔵王連邦の麓にあるこの町はとても穏やかで、静かで、心地よい土地です。
畑と田んぼ、山と湖、小さな商店街とあたたかい人々。
訪ねてくださった方々が、この町の良さを感じてくださる時は本当にうれしいです。

「AL FIORE」は、代表の目黒浩敬が2002年仙台市内に開いたイタリアンレストランの名前です。
日本語で「一輪の花」を意味するAL FIOREということばには、
みなさんを魅了する一輪の花が、やがてタネをこぼし、
いつかお花畑のように、もっともっと多くの人々の幸せへと広がるように
という願いが込められています。

私たちのワイナリー「Fattoria AL FIORE」の活動は、レストランから始まった
AL FIOREの次のステージである「お花畑」の基盤をつくる第1歩です。
ワイン造りを通してご縁をいただいた素晴らしい仲間たちの活動を応援(支援)できる存在でありたいと思っています。

2014年、最初の畑を開墾した川崎町安達の周囲は耕作放棄と過疎化が進んでいました。
ここを人が集まる場所にできないだろうか? と考え、農園を開いてぶどうの樹を植え始めました。

志を持ったたくさんの人が集い、
誰もが対等な立場で、自然の恵みをいただきながらものを創造し、
その喜びをさらに多くの人と分かちあう状況をつくる。
この想いが私たちの活動の原点です。

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