オビ・ワイン ケノ・ビュル 2021
国:France(フランス)
地域:Alsace (アルザス)
品種:Riesling (リースリング)
Pinot Auxerrois (ピノ・オーセロワ)
Musucat (ミュスカ)
タイプ:White (白)、Petillant Naturel (ペティアン・ナチュレル)
土壌:砂質花崗岩、粘土、砂岩、泥土
栽培:ビオディナミ
認証:ユーロリーフ、デメター
度数:12.5%
インポータコメント
ほんのりうす濁りのゴールデンイエロー。
熟した洋ナシや蜜がたっぷり詰まったりんごのほんのり甘やかな果実味。
マンダリンオレンジの酸とミネラル感が心地よく、古木由来の強烈な旨みの波が全身を駆け巡る!
2021年は、霜やべと病の被害により収穫量8割減・・・。
そんな絶望的な状況でもアルノーは最後まで諦めず、一粒一粒心を込めて丁寧に選果。
その結果、生産量は少なかったが、激震が走るほどの出来栄えに!
■生産者
FREDERIC GESCHICKT (フレデリック・ゲシクト)
本拠地:フランス・アルザス
造り手:フレデリック・ゲシクト、アルノー・ゲシクト
コルマールから北西に10キロほどの場所に位置するAmmerschwihrアメルシュヴィル村に蔵を構える。
現在、アメルシュヴィル村およびKatzenthalカッツェンタール村に、合計12haのぶどう畑を所有する。
2008年よりクリスチャン・ビネール、アルザス自然派巨匠たちを超えるような透明感を目指して、SO2無添加の醸造を始めた。
SO2無添加のワイン造りを始めながら経験を積み、酸化防止剤無添加とは思えないほど、品質が高いレベルで非常に安定しています!
それは両親の先祖から持っていた、凄い急斜面の見事な区画のおかげでもあります。
今買おうと思っても手に入らないあの畑がワインの品質を強烈に後押し。
悲運の兄の死を乗り越えて、後を継いだ弟フレデリックに備わっていたワイン造りのセンスには、本人さえ気がつかなかった天才的なものがありました。
それは、ミュージシャンだったフレデリックのセンスに無関係ではないでしょう。
そうでなければ、かつてのアルザスにないあの透明で繊細な味筋は、説明がつきません。