ルイーザ 2013
国:Slovenia (スロベニア)
地域:Goriska (ゴリシュカ)
品種:Ribolla Gialla (リボラジャッラ) 35%
Chardonnay (シャルドネ) 30%
Friulano (フリウラーノ) 30%
Sauvignon Blanc (ソーヴィニヨン・ブラン) 5%
タイプ:Orange (オレンジ)
度数:12.5%
インポータコメント
前回は果実味豊かな2012年。
2013年は良年。
天然酵母使用。
発酵槽の蓋を開けて1ヶ月間醸す。
フレンチオーク225lで24ヶ月、 瓶内で12ヶ月熟成。
華やかな木なりの杏子や桃などの果実とはちみつ香。
柔らかな酸と溶け合った甘味がバランス良くまとまっている。
余韻も長くブレンドが醸し出す複雑さが満載。
Luisaは当主の曾祖母の名。
30年以上の長期熟成が見込める。
経年してもあまり変化が見られない驚異のポテンシャルを秘める。
KABAJの上級キュヴェ。
■生産者
KABAJ (カバイ)
本拠地:スロベニア・イストリア
かねてからKABAJは歴史と自然を大事にし、まっすぐな姿勢でワイン造りを続けてきました。
現在はアンフォラを使用するワイナリー25社から結成される、『XELOBA KARTULI協会』のメンバーでもあります。
彼らの共通の想いは、ワインの起源である「昔ながらの自然なワイン造りへの回帰」です。
古代の技術を現代のワイン造りに取り入れることを目的とし、日夜、その研究と促進に取組んでいます。
今、最も古く、かつ最もモダンであるのが、「昔ながらのワイン造り」です。
赤ワインのように果皮ごと醸造を施した白ワイン(オレンジワイン)をスロヴェニアでは、”After old wine”と呼んでいます。
昔の時代のワイン造りを重んじ、現在に戻そうという試みです。
長期に渡って醸されたワインには、天然コルクを用い、瓶内で長く生き続けます。
KABAJの当主であるジャン・ミッシェル・モレル。
彼のワインは土壌のテロワールと、何よりも彼自身の個性(キャラクター)が具現化されています。
まず第一に、「自分が手掛けたワインは、自分自身が誰よりも愛さなければ!」と語ります。
彼のワインそのものが、ワイン造りにおける哲学を示しています。
土壌はワインの前身で、最もワインに影響を与える部分です。
健全な土壌とハイクオリティのぶどうありきの基本の考えで、丹念に耕されたミネラル豊かな土壌には、最高のぶどうが実り、そうしてワインは造られるのです。