レ・グラップ 2020
国:France (フランス)
地域:Loire (ロワール)
品種:Cabernet Franc (カベルネ・フラン)
タイプ:Red (赤)
栽培:ビオ
SO2:無添加
度数:12%
インポータコメント
Cabernet Franc 100%。
樹齢 30年。
全房でマセ 10 日、セメント槽発酵、SO2 無添加。
濃いめの紫ルビー、
抜栓直後やや還元があるが、数時間で抜けそう
プチプチとしたガス感のある若く濃縮した果実味。
■生産者
Clos Kixhaya (クロ・キチャヤ)
本拠地:フランス・ロワール
フランス人のエティエンヌさんと、コロンビア人のベアトリスさんは、15年前にスペインで出会う。
エティエンヌさんはエコノミスト、ベアトリスさんはアーキテクトの仕事をしていたが、田舎で暮らしたいベアトリスさんの意思もあり、やがてワイン造りを目指すようになった。
イギリスにいたり、コロンビアにいたししていたが、2017 年にフランスに戻ってくる。
それからベアトリスさんはワインの醸造の勉強を始める。
幸運なことに 2019 年にこのシノンの畑を購入することができ、ワイン造りがスタートする。
畑の樹齢は30〜90 年、カベルネフラン 100%の畑。
2020 年より農薬は使用せず、ビオに切り替え。
羊を飼い、除草をさせる。
新梢は切らずに輪っかにさせる。
畑に果樹も植えはじめ、畑を守るのと同時に、多様性を持たせている。
土壌は近くに川があり、石灰質の砂とジャリの多い土壌。
海抜 60〜80m。
ベアトリスさんの父親はナサ族で、コロンビアでコーヒーを造っているそう。
名前のキチャヤはナサ族の言葉で、キチ=つる、ジャ=水、を合わせた言葉と
なっている。
ラベルのデザインはスペインにいるインダストリアルデザイナーのベアトリスの弟さんが書いたもの。(白ラベルは地上で熟成、黒ラベルは地下セラーで熟成させたもの)
醸造はシンプル。
垂直式プレス、グラスファイバー樹脂タンクまはたセメントタンク発酵。
カベルネフランしかないが、ペットナットのロゼ、ダイレクトプレスのブランドノワール、ロゼ、薄赤、クラシックな赤、アンフォラの赤など、多彩なキュヴェを造りだしている。
2020 年は収穫量は多め。
2021 年は収穫量は少なめ。
2022 年は暑すぎたとし、糖度は上がり、酸は少なめで生産量 10000 本。