センス・ポー 2019
国:Spain (スペイン)
地域:Cataluna (カタルーニャ)
品種:Garnacha Tinto (ガルナッチャ・ティント)
タイプ:Pink (ロゼ)
SO2:無添加
度数:14%
インポータコメント
4時間マセ、プレス後、ステンレス発酵・熟成、亜硫酸無添加。
名前は恐れないの意、初めて黒ブドウから白ワインをつくることを恐れずにやろうと思って。
昨年の少し独特な個性のあるタイプとは違い、今年はより親しみやすい味に仕上がっています。
早くから飲め、ロゼらしいチャーミングで軽やかな印象です。
■生産者
PORTES OBERTES (ポルテス・オベルテス)
本拠地:スペイン・カタルーニャ
スペイン、カタルーニャ南部、タラゴナ県、テーラアルタ地区のエル・ピネル・デ・ブライ村。
ジョゼップさん(2019 年現在 33 歳)はバルセロナで働いていましたが、地元でのワイン造りを志し、2016 年に戻ってきました。
畑は現在 2ha 借りています。
元々お父さんはワイン造りはしていませんでしたが、農業従事者で、オリーブやアーモンドの栽培や、ブドウの植樹の仕事などをしていました。
25 年ほど前は地元の農業組合の副組合長をしていました。
その時組合長だったのが、メンダールのラウレアノさん、彼は組合で BIO を推し進めます。
しかし、時代が早すぎたのか、古い組合員が嫌がり、辞任することに。
そして時代は流れ、今ジョゼップさんが借りている畑はその当時 BIOを目指した畑だというので、因果を感じさせます。
林に囲まれた環境のよい畑です。
彼は夏の葉取り、耕作の深さ、冬の剪定など、気を使っています。
新梢は切りません。
手作業が基本で、年 6000 本くらいが限界だと言います。
それで生活がしてゆけるとも。
ワインは全て亜硫酸無添加、素朴でしみじみと染み渡る旨味のある果実味が、親しみやすく、魅了します。