トレズポット 2024
国:France (フランス)
地域:Cahors (カオール)
品種:Malbec (マルベック) 90%
Merlot (メルロー) 10%
タイプ:Red (赤)
土壌:赤粘土、粘土背石灰、キメリジャン石灰、粘土石灰マルヌ
栽培:ビオディナミ
度数:12.5%
インポータコメント
トレズポットは彼らが住む村のオクシタン語名でもあり、「3つの井戸」= 3区画を意味します。
赤粘土、粘土石灰、キメリジャン石灰、粘土石灰マルヌの3区画により、村のワインの特徴を忠実に表現しています。
2024年は、フレッシュさと成熟感が共存する年となりました。
生育期は雨が多く困難な状況でしたが、その後に乾燥した夏が続き、9月末に収穫を迎えました。
除葉を行わず、区画によっては新梢の先端も高い位置で切る、あるいは切らずに葉を十分に残すことで、ブドウを古い葉の陰でゆっくり成熟させ、バランスの取れた成熟を実現できました。
その結果、エネルギーとフレッシュさに満ち、豊かな香りと繊細さを備えたワインに仕上がっています。
チェリー、ピオニー、スミレの非常に力強い香り。
長く深い余韻と、塩味を帯びたミネラル感。
きめ細やかで包み込むようなタンニンと、シルキーな骨格。
繊細なアタックから、長い余韻へと広がります。
フィニッシュには、気品ある植物的なニュアンス(フレッシュミント、ローリエ)と新鮮な赤い果実の風味が残ります。
■生産者
DOMAINE LA CALMETTE (ドメーヌ・ラ・カルメット)
本拠地:フランス・カオール
造り手:マヤ・サレ &ニコラ・フェルナンデズ
「偉大なワインは完璧を期すためにマインドフルネスで実行する細かいディーテイルの積み重ねで造られます。美しいワインを造るため、場所やヴィンテージの味わいに真に忠実であることが重要です。」
農学と醸造学を学び、エノローグ(醸造コンサルタント)としてアルザス(ビネールやシュレール)や南仏で活躍していたマヤ・サレとニコラ・フェルナンデズのカップルがフランスのカオールのコース(主に石灰岩の標高高い台地)にドメーヌを立ち上げました。
以前マヤが活躍していたアルザスのワインのテロワール表現に近くて選んだという場所・葡萄畑は、標高
350m、石灰岩、マルヌブランシュ、赤粘土、キメリジャンなどの土壌で、夜と昼の寒暖差が激しく、葡萄はゆっくりと熟します。
収穫は2017年2018年共に、9月末から10月初旬と、2018年はタルディヴを除きフランスでも最も遅い収穫の場所の一つで、葡萄には完熟感と酸がしっかりありました。
そんな葡萄から造られたワインは、これまで私達が抱いてきたカオールのイメージとは全く異なる「マチュリティ」と「フレッシュネス」の共存があり、マルベックの繊細で上品なタンニンと、また石灰由来の土壌の気品ある味わいがかさなり、洗練されたグラン・ヴァン・ナチュレルに仕上がっています。
畑はビオディナミを取り入れつつオーガニックで管理し、銅などの使用量も控えるためにハーブティーなどを補助的に使用しています。
害虫をたくさん食べてくれるコウモリ用の家を用意したり、液体のコンポストなども準備しています。
またトラクターなど重機を畑に入れないため、ほとんどが人による手作業です。