コープ・ウィリアムズ シャルドネ 2018
国:Australia (オーストラリア)
地域:Victoria (ヴィクトリア)
品種:Chardonnay (シャルドネ)
タイプ:White (白)
土壌:玄武岩・赤土
栽培:リュットレゾネ
SO2:ボトリング時に極少量添加
度数:13.5%
インポータコメント
ダグスヴィンヤードから水路をはさんだ反対側にコープウィリアムヴィンヤードはある。
1977年に開墾が始まり1982年に植樹されたこの畑は標高490mに位置し水はけのよい玄武岩を含む赤土で、 1988年以降灌漑はされていないため素晴らしくバランスの取れたパワフルで凝縮したブドウが産まれる。
冷涼で風の強い場所であるため、小さな果粒で果皮の厚いブドウは低糖度で完熟を迎えるが、高い割合で結実不良のブドウも見られる。
収穫はよく冷えた早朝にハンドピックと同じに選果されると、一部はフットクラッシュ。
その後、やさしく5時間程度かけてプレスされる。
24時間静置されたのち澱引きしピエスの3年樽とストッキンガーのホグスヘッド(300L)の新樽に送られる。
そのまま澱引き、バトナージュなしに1年間の熟成後、ステンレスタンクに送られさらに6か月。
ボトリングの前に僅かの亜硫酸を添加。
フィルター、清澄はしない。
砕いた石やマッチの香り、青りんご、グレーブフルーツのピール、白い花、未熟なアーモンド、フェイジョアを思わせる。
■生産者
JOSHUA COOPER (ジョシュア・クーパー)
本拠地:オーストラリア・ヴィクトリア
ヴィクトリア州、マセドン・レーンジズ。
一般的に冷涼な気候を備え個性的なブティックワイナリーが集うこの地で一際輝く若き醸造家がいます。
マセドン・レーンジズの地でバイオダイナミック農法を続けてきたワイナリー「コバー・リッジ」に生まれ後継者として尽力する一方、自身のレーベルでストイックに自らのスタイルを追求しているジョシュア・クーパーです。
ジョシュア・クーパーとしてのファーストヴィンテージは2012年。
最初は彼の親が所有する畑のブドウを使ってもらった彼ですが、以降は(ブルゴーニュのマイクロネゴシアンのように)マデドン・レーンジズとその周辺に位置し、自然環境に配した農法を実践する彼が望むクオリティに達する = 信用できる畑のブドウを購入してワイン造りを行っています。
自分のレーベルで追及するのは、テロワールをしっかりと言います高品質なブドウを用って、ごく少量の酸化防止剤以外のプレゼントを使わないナチュラルなアプリを造ることで、上質なクラシックワインに通じる魅力を備えたワイン。
世代は違いいながも、長年ワイン造りに真っ先に向かい合ってきた親の姿を見て育ったジョシュだからこそ表現できる新世代のファインワイン言えます。
リリースから数年経っての抜栓をお勧めしますが、長期熟成にも耐えられるポテンシャルを有します。