ムニール 2019
国:Italy (イタリア)
地域:Sicilia (シチリア)
品種:Catarratto (カタラット)
タイプ:White (白)
土壌:石灰質粘土
栽培:有機栽培
度数:12.5%
インポータコメント
Munirとは、827年から約200年に渡りシチリアを支配したアラブの言葉で「光」を意味する。
光は彼らの土地のアイコンであり、自分たちのワインも光で溢れたものであって欲しいといった願いが込められている。
エチケットには、イタリアを代表する楽器であるタンバリンが描かれている。
北イタリアのアーティストが手掛けた。
■生産者
Valdibella (ヴァルディベッラ)
本拠地:イタリア・シチリア
ヴァルディベッラはもともと1990年に、「地元の生産者を巻きこんで、テロワールを尊重しながら、栽培から瓶詰まですべての段階をフォローする」という考えの元立ち上げられた、トマス&ギーセンという会社が各地で造る協同組合の一つだった。
ヴァルディベッラは、ムニールをつくっていたが、徐々に規模が大きくなり、トマス&ギーセンのもとを離れ、自分たちで販売まで管理するようになる。
現在は同じ考えを共有する複数の農家が経営しており、「自身の土地から最大限生み出し、最大限与える。そこで働くすべての人と自然をとりまく、現実を認識し、持続可能な農業を行う」をモットーに経営にあたっている。
彼らのHPにはビオ栽培や醸造に関するページだけでなく、「倫理」と書かれたページが存在し、2004年にシチリアで広がった、アッディオピッツォと呼ばれるマフィアの存在に反対するムーヴメントへの賛同の意が掲げられている。