シビル 2023
国:South Africa (南アフリカ)
地域:Swartland (スワートランド)
品種:Pinotage (ピノタージュ)
タイプ:Pink (ロゼ) 、Petillant Naturel (ペティアン・ナチュレル)
土壌:
栽培:有機栽培
度数:11.5%
インポータコメント
ピノタージュ由来の果実の広がりと軽やかな飲み心地を両立し、ロゼの繊細さと赤ワイン的な構造を併せ持つ、ヤルゲンらしさが詰まった繊細なスタイルのペットナット。
パーデバーグ山の斜面に位置した樹齢58年の古木ピノタージュ(花崗岩、真砂土)を使用。
酸とフレッシュさを保持したタイミングで早朝に手摘み収穫。
選果後、すぐにセラーへ運び、全房のまま時間をかけてゆっくりと丁寧にダイレクトプレス。
果皮との接触を最小限に抑えることで、過度な色素・タンニン抽出を避けつつ、ピノタージュ特有の果実の厚みと柔らかなテクスチャーを引き出します。
ステンレスタンクに移し、一晩落ち着かせ、そのまま自然発酵が始まります。
発酵管理は極めてシンプルに保たれ、人的介入を最小限に抑えることで、果実本来のピュアな表現を優先。
発酵終盤、残糖がわずかに残る段階でノンフィルター、酸化防止剤なしで瓶詰め。
瓶内で発酵を完結させるアンセストラル方式を採用。
「Sybille」という名前は、1901年のボーア戦争に由来します。
当時、“シビル号”という船が西海岸に漂着し、それは生産者の祖母が57年間暮らした農場の向かいに現れました。
このワインは、その祖母、そして20世紀初頭の過酷な時代を生き抜いた人々への敬意を込めて名付けられています。
ラベルはケープタウンのタトゥーアーティストによるデザイン。
ロゼとライトレッドの中間の絶妙なスタイルの上質な繊細系ペットナット。
サーモンがかった小麦色。
伊予柑やリンゴ、金柑コンポートの柔らかな果実に、柑橘のわたのほろ苦さ。
きめ細やかでスムースな泡が全体を包み込みます。
オレンジのようなコクを伴ったふくよかな果実感がありながら、全体は驚くほどクリアでスルスルと飲める仕上がり。
危険なほど飲めると評されるのも納得の一本です。
■生産者
Intellego (インテレゴ)
本拠地:南アフリカ・スワートランド
作り手:ヤルゲン・ガウズ
スワートランドきっての暴れん坊でファンキーかつクレイジーなヤルゲン。
その性格とは裏腹な、繊細で、ユニークなタイプのワインを造ります。
エルゼンバーグカレッジで醸造学と栽培学の学位取得。その後、旅人になり、フランスの各地やニュージーランド、ロシア、スペインを巡りました。
その際、南仏のマタッサで修業したことがきっかけで、自然派ワインにのめり込み、2010年からラムズフックにてアシスタントとしてクレイグホーキンスとともに働きました。
彼の目指すところは、ぶどうの個性を存分に出していることと、そして、スワートランドのテロワールの特性が出ていることがこだわりです。