モルゴン 2017
国:France (フランス)
地域:Beaujolais (ボジョレー)
品種:Gamay (ガメイ)
タイプ:Red (赤)
栽培:ビオロジック
度数:12.5%
インポータコメント
栽培方法は、コブレ剪定、手摘み収穫。
グラップ・アンチエールでのマセラシオン・カルボニック。
温度調節をしながら、10日~15日のマセラシオン。
コンクリートタンクでの熟成。
ルモンタージュ少々。
スティラージュは年によって2~3回。
赤フルーツの香りが漂いとてもジューシーなワイン。
円やかでしっかりとした骨格が特徴的。
■生産者
Anthony Thevenet (アントニー・テヴネ)
本拠地:フランス・ボジョレー
ジョルジュ・デコンブとロワールの生産者でワイン造りの経験を積んだ。
その後、ジャン・フォワイヤールのもとで働きながら2012年より自身のワインを造りはじめた。
現在は 7haの畑を所有している。
ドメーヌはモルゴンにあるリュー・ディ・ドビィ(lieu-dit Douby)にあり、アントニーがドメーヌで働き始めてからシェナス(Chénas)やコート・ドュ・ピィ(Côte du Py à Morgon)、ランシエ(Lancié)にあるボージョレ・ヴィラージュの区画も購入した。
畑はゴブレ仕立で剪定され、冬の間に株の間を鋤き、春先には約15日間に一度すべての畝を耕作する。
ドメーヌの平均収量は40-45 hl/ha(2018)、30 hl/ha (2017)、10 hl/ha(2016)。
農薬については銅と硫黄のみ散布し、毎年ビオディナミの堆肥を収穫後に撒 く。
アントニーはモルゴンの生産者の中でも葡萄が熟すのを待つ為、収穫の時期が遅い。
伝統的な醸造方法をとり、全房のマセラッション・カルボニックをコンクリートタンクで 行う。
発酵温度は16°Cに保ち、その間2~3回、マストの均一化を目的としたルモンタージュを行う。
亜硫酸に関しては瓶詰前のみ使用し、分析結果とワインのコンディション のもと、自由形亜硫酸で10~15mg/Lになるようごく少量加えるのみである。