メンシア 2020
国:Australia (オーストラリア)
地域:South Australia (サウスオーストラリア)
品種:Mencia (メンシア)
タイプ:Red (赤)
SO2:醸造時に少量添加
度数:13%
インポータコメント
アデレード・ヒルズの単一畑から。
非常に多くのキュヴェに分けて野生酵母によって醗酵(一部全房醗酵)、マロラクティック醗酵後に少量の酸化防止剤を添加。
オーク樽(慎樽なし、228L)で約 12 カ月熟成、無添加でボトリング、ノンフィルタ ー、清澄剤不使用。
フローラルな華やかさと繊細な果実味が見事に表現されているメンシア。
■生産者
SOMOS (ソモス)
本拠地:オーストラリア・サウスオーストラリア
造り手:ベン・コールドウェル、マウリシオ・ルイス・カントゥー
オーストラリアとメキシコ、国籍の異なる 2 人の若者によって 2013 年に始まった SOMOS / ソモス。
NSW 州 出身で最初は化学者を志していたという Ben Caldwell / ベン・コールドウェルと、 メキシコ北東部ヌエボ・レオン州モンテレイ出身でワイン造りを学ぶためにオーストラリアへ留学していた Mauricio Ruiz Cantu / マウリシオ・ルイス・カントゥー。
二人が出会ったのは醸造と栽培を学ぶ大学在籍中のこと。
出会ってすぐに意気投合した二人は特別な友情を深めてはいましたが一緒にビジネスを興そうとは思っていませんでした。
ところが大学を卒業しお祝いのために一緒に飲んでいた 2013 年のある日、数本のワインを空けたその足で 2 人は会社「Juguette Wines / フゲーテ(スペイン語でおもちゃの意)」を登録、そこから全ては始まりました。
その同じ 2013 年にはファーストヴィンテージとなるバロッサ シラーズをリリース。
当初は Juguette Wines として伝統的スタイルの ワインのみを生産していましたが、若い二人にとってそれだけで彼らの想像力が満たされることはなく、すぐに Minimal Intervention / ミニマル・インタヴェンション(最低限の人的介入)スタイルでのプロジェクト「SOMOS(スペイン語で”私たち”の意)」が 2014 年 にスタート。
現在年産は 2800 箱ほどで、マクラーレン・ヴェイル / アデレード・ヒルズを中心にバイオダイナミック / オーガニック 農法で栽培されたブドウを信頼のおける農家から継続して購入、野生酵母による醗酵、最小限の添加物使用のアプローチでワイン造りを行っています。
彼らの造りだすワインはジューシーな果実味に優しい口当たりのドリンカビリティに溢れたモダン・スタイル。
飲み手にストレスを与えず心地良く楽しめる(当然オフ・フレーヴァーはありません)クオリティを備えた次世代のファインワインです。